家族教室 レポート
2010年6月21日
毎月第3土曜日に行われている家族教室。
先週土曜日は久々の交流会で、梅雨時期にも関わらず、8名の方にご参加いただきました。
今回は、デイケアで普段実施しているプログラムを、ご家族にも体験していただこうということで、フラワーアレンジメントを行いました。
家族教室への参加が初めての方や、フラワーアレンジメントを行うのが初めての方もいらっしゃいましたが、和やかな雰囲気の中、色鮮やかな花や葉っぱを使って、皆さん上手にアレンジされていました。
同じ題材を使っても、使う分量や配置、茎の長さ等を変えることで、印象がガラリと変わってくるから不思議なものです。
ご家族が自分の病気について学ぼうとしてくれている、わかろうとしてくれているということは、本人(当事者)にとっても嬉しいことではないかと思います。
また、ご家族の方も、本人に気を使い過ぎて疲れてしまったり、距離が近くなり過ぎて関係が悪くなってしまったり…
本人との関わりの中で、時にはストレスが溜まる事もあるかと思います。
同じ立場の家族が集まる“家族教室”という場を使って、上手に気分転換や発散、情報交換等をしていただければと思います。
ご家族は、本人が精神疾患・障害の治療とリハビリテーションをする上での、重要なサポーターです。
当デイケアでは、ご本人への支援とともに、そんなサポーターであるご家族への支援も行っております。
家族教室では、疾患や薬、社会資源、リハビリテーション、関わり方について等、様々なテーマで勉強会も実施しておりますので、当院のデイケアを利用している方のご家族様で、興味のある方は是非お越しいただければと思います。
ちなみに…
力作揃いの完成した作品は、皆さんでお披露目会を行い、お持ち帰りいただきました。